【看護師の大学院進学】〜大学院の種類編〜
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なぜ看護師の私が大学院への進学を考えているのか
ここ数年、医学・看護ケアの高度化に伴い、医者に限らず看護師が大学院に進学し、より高度な知識・技術を学ぶ必要が出てきていると感じています。
確かに、看護師として働いていると、治療現場の動きについて行けず、その場しのぎでの看護に終始してしまうことが多々ある。そういう思いをされている看護師さんは私だけではないはずです。
看護師としてのキャリアが10年以上の私にとって、「そろそろイチから学び直したい」と思うようになったのも、そんな経緯があるからです。
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看護師に関係する大学院の種類
1.看護系大学院
専門看護師を目指す方、看護知識を深めたい方、研究として自分の取り組みをまとめたい方、教員として教育に携わりたい方など大学院進学を希望する看護師の多くが看護系大学院を目指すと思います。
看護師をやっている友人の多くが看護系の大学院に進学し、現在教員として働いたり、臨床に戻り大学院で学んだ知識を活かして頑張っています。
今や、看護系の大学院は全国に増えてきており、ネットで検索すれば多くの大学院が出てくると思いますので、興味のある分野を探してみてもいいと思います。
2.公衆衛生大学院
公衆衛生分野を学ぶ大学院です。
・公衆衛生には基本5領域と呼ばれるものがあります。
1.疫学
2.生物統計学
3.医療政策
4.社会行動学
5.保健政策,医療管理
日本には数える程しかなく、認知度も低いですが、医療者だけでなく他分野の領域出身の人材が公衆衛生を学んでいます。
公衆衛生が扱うものは病気だけでなく、人が生きる環境・仕事・風土・文化など多くの領域を取扱うことが特徴だと思います。
そのため、私も昔から興味のある分野です。ちなみに公衆衛生大学院は私の目指す大学院です。
3.他分野の学部・学科の大学院
看護師として病院や地域で働く中で病院の外でできること・やりたいことを学んでいきたい方もいらっしゃると思います。
そのような方は一度看護の世界から離れ、他分野の大学院へ進学する場合もあります。
4.海外大学院
海外にも看護系の大学院はたくさんあります。海外で看護師として働きたい方や、海外の看護知識を日本に持ち帰って実践したい方などが実際に進学しています。
アメリカやイギリス、オーストラリアなどの英語圏へ進学する場合はTOEFLやILETSなどの英語試験を受け、スコアを獲得する必要があります。
その他にも諸条件あります。
についてもまとめていますのでお時間のある時にどうぞ😀
以上、自分で調べた限りのものをまとめました。
今後新しくわかったことがあれば追記・修正していきたいと思います。